災害時に蓄電池は役立つ?停電時にできること・選び方・設置費用を解説
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地震や台風などで停電が発生すると、照明、冷蔵庫、調理器具や冷暖房など、普段の生活に欠かせない家電が使えなくなります。家庭用蓄電池があれば、事前にためた電気を災害・停電時にも利用でき、自宅の安全が確保されているときは在宅避難を支える備えになります。
ただし、使える家電や時間は、蓄電池の容量、出力、給電方式によって異なります。設置費用も機種や住宅状況によって変わるため、事前にしっかりとした確認が必要です。
この記事では、災害時に蓄電池が果たす役割と活用例をはじめ、導入効果が大きい家庭、注意点、選び方、具体的な設置費用をケースごとに解説します。停電時の暮らしを具体的に想定し、家庭に合った備えを考えていきましょう。
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目次
災害時に蓄電池が果たす役割
家庭用蓄電池は、電力会社から供給された電気や太陽光発電でつくった電気をため、必要なときに家庭へ供給する設備です。地震や台風によって電力網が止まっても、蓄電残量があれば非常用電源として利用できます。
ただし、蓄電池自体に電気をつくる機能はありません。停電が長引けば、ためていた電気はいずれなくなります。太陽光発電と連携できるシステムなら、日中に発電した電気を蓄電池へ充電し、発電量が少ない時間帯や夜間にも電力が利用できます。停電が長期化する可能性まで考えるなら、蓄電池と太陽光発電を組み合わせる意義は大きいといえます。
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停電時における蓄電池の活用例
| 使用する家電 | 使用条件 | 1日あたりの消費電力量 |
| スマートフォン4台 | 1台1回20Wh | 80Wh |
| LED照明4灯 | 1灯10W×6時間 | 240Wh |
| 冷蔵庫 | 平均40W×24時間 | 960Wh |
| 扇風機 | 30W×8時間 | 240Wh |
| 電気ケトル | 1,200W×5分×3回 | 300Wh |
| 合計 | 約1.82kWh |
蓄電池にためた電気は、停電中の情報収集、安全確保、食料管理、体調管理などに活用できます。蓄電池でどのくらい生活を維持できるかは、使える電力量(蓄電量)と家電の消費電力によって変わります。ここでは、蓄電池から実際に使える電力量を8kWhと仮定して、停電時の活用例を見ていきます。
スマートフォンの電源を確保する
スマートフォンは、災害情報や避難情報を確認するだけでなく、家族との連絡や安否確認にも使います。スマートフォン1台の充電に20Whを使うと仮定すると、8kWhでは計算上約400回充電できます。家族4人がそれぞれ1日1回充電しても、消費するのは1日約80Wh程度です。災害情報の確認や家族との連絡に必要な電源として十分に役割を果たしてくれます。
照明で夜間の安全を確保する
消費電力10WのLED照明を4灯使うと、合計40Wです。8kWhを照明だけに使えば約200時間、1日6時間なら約33日点灯できる計算になります。すべての部屋を明るくするのではなく、居室や廊下など必要な場所に絞れば、少ない電力で夜間の生活安全を確保できます。
冷蔵庫で食料を保存する
冷蔵庫の平均消費電力を40Wとすると、1日あたりの消費電力量は約960Whです。8kWhを冷蔵庫だけに使った場合、計算上は約8日間使えます。低電力の冷蔵庫、もしくは小型の冷蔵庫であれば、さらに消費電力を抑えることが可能です。
冷暖房で室温を調整する
冷暖房は電気消費量が大きい電化製品です。扇風機や電気毛布などとの併用が推奨されます。600Wで動くエアコンなら、8kWhで使える時間は約13時間です。一方、30Wの扇風機なら約266時間、50Wの電気毛布なら約160時間使える計算になります。暑さや寒さが厳しいときはエアコンを優先し、気温が落ち着いたら消費電力の小さい家電に切り替えるといった工夫も大切です。
調理家電で食事を用意する
調理家電も大きな電力消費を伴います。しかし、必要最低限の使用であれば停電時に使用することも問題ありません。1,200Wの電気ケトルを5分使うと約100Whを消費するため、8kWhでは計算上約80回お湯を沸かせます。1,300Wの電子レンジを10分使うなら約217Whで約36回、700Wの炊飯器を1時間使うなら約700Whで約11回が目安です。
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蓄電池の導入効果が大きい家庭
蓄電池の価値は、住宅設備や家族構成、災害時に想定する過ごし方によって変わります。ここでは、停電対策と平常時の活用を含め、導入効果が大きくなりやすい家庭の特徴を整理します。
太陽光発電を設置している家庭
太陽光発電だけでも、日照があれば停電時に自立運転用コンセントから電気を使えることがあります。ただし、発電できる時間は主に日中です。蓄電池を組み合わせれば、日中につくった電気をため、夕方以降にも利用できます。
平常時も余剰電力を自宅で使いやすくなるため、災害対策と自家消費の両方を考えている家庭は、導入効果を得やすいでしょう。
電気への依存度が高い家庭
オール電化住宅では、調理、給湯、冷暖房など多くの設備が電気で動いています。停電すると複数の生活機能が同時に止まるため、非常用電源を確保する効果が大きくなります。
また、在宅勤務などでパソコンや通信環境を日常的に使う家庭も、電源を失った際の支障が大きくなります。電気に依存している設備を洗い出すと、蓄電池を導入する優先度を判断しやすくなります。
要配慮者がいる家庭
高齢者、乳幼児、妊産婦、障害のある方などは、避難所への移動や生活環境の変化による負担が大きくなりやすいとされています。また、ペットを連れて避難するときも、避難先の受け入れ方法や飼育場所を事前に確認しなければなりません。
自宅の安全を確保できることが前提ですが、蓄電池による電源確保は移動リスクを抑える有効な備えになります。
在宅避難を想定している家庭
内閣府が熊本地震の避難経験者800人を対象に実施した調査では、50.9%が避難先として自宅(在宅避難)を経験したと回答しています。自宅に倒壊、火災、浸水などの危険がなければ、避難所へ移動せず、自宅で避難生活を送る選択肢もあります。ただし、建物が安全でも、停電や断水によって普段どおりの生活を続けられるとは限りません。
蓄電池は在宅避難に必要な電力を補う設備として大きな役割を果たします。水や食料の備蓄もあわせて考えることで、災害時のレジリエンスはさらに高まります。
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災害時における蓄電池の限界と注意点
蓄電池は停電対策に役立ちますが、設置すれば普段と同じ生活を無制限に続けられるわけではありません。停電前の残量、給電できる出力、太陽光の発電状況などによって、実際に使える家電は変わります。
停電前の蓄電残量に左右される
蓄電容量が8kWhでも、停電時に8kWhすべて残っているとは限りません。例えば、平常時の節電や電気代対策に使用し、残量が20%まで減っていれば、使える電力量は約1.6kWhです。最初の章で示した約1.82kWh/日の使用例でも、1日持たない計算になります。
災害の発生時刻は選べないため、容量の大きさだけでなく、普段どの程度の電気残量を確保するかも事前に考えておくとよいでしょう。機種によっては非常時に備えて一定量を残す設定を利用できるものもあります。
同時に使える家電には限りがある
蓄電容量は電気をためられる量、定格出力は一度に供給できる電力を表します。容量が十分に残っていても、使用する家電の合計消費電力が定格出力を超えると、同時には動かせません。
例えば、出力3kWの蓄電池で、1.2kWの電気ケトル、1.3kWの電子レンジ、600Wのエアコンを同時に使うと、合計は3.1kWとなり、停電時の定格出力を超えます。家電を一つずつ使うなどの工夫が必要になるでしょう。
太陽光発電があっても充電できないことがある
太陽光発電と連携していても、毎日同じ量を充電できるわけではありません。雨天や曇天では発電量が少なくなり、夜間は発電できません。停電が長引く可能性があるときは、翌日に十分な量を充電できるとは限らないことを前提に、蓄電残量を管理する必要があります。また、季節によって日照時間が異なることも理解しておきましょう。
浸水・破損した場合は注意が必要
洪水や豪雨で蓄電池、パワーコンディショナ、配線などが浸水したときは、自分で電源を入れたり設備へ触れたりしてはいけません。外見に異常がなくても、内部の絶縁性能が低下している可能性があるからです。水が引いた後も自己判断で蓄電池操作はせず、販売店や施工業者へ点検を依頼してください。
長期使用によって性能が低下する
蓄電池は充電と放電を繰り返すにつれて、使用できる容量が徐々に低下します。経済産業省の2026年資料では、家庭用蓄電システムの一般的な寿命は10〜15年程度とされています。
使用開始から一定年数が経過した蓄電池では、購入時と同じ時間だけ家電を動かせない可能性があります。保証期間だけでなく、容量保証の基準や交換時の対応まで確認しておくことが大切です。
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災害対策に適した蓄電池の選び方

災害対策に適した蓄電池は、ただ単に容量が大きければよいわけではありません。停電時に使う家電、必要な時間、同時使用する機器、給電したい部屋を順番に整理すると、自宅に必要な蓄電池が見えてきます。
必要な蓄電容量で選ぶ
蓄電容量は、蓄電池にためられる電力量を示す数値で、単位にはkWhを使います。必要量は、停電時に使う家電の消費電力量と、何日間使用したいかを基準に考えます。
必要な蓄電容量=1日分の消費電力量×想定する使用日数
最初の章の使用例では、スマートフォン4台、LED照明4灯、冷蔵庫、扇風機、電気ケトルで1日約1.82kWhを消費するという計算でした。同じ使い方を2日間続けるなら約3.64kWh、3日間なら約5.46kWhの蓄電容量が必要です。
また、カタログに記載された定格容量のすべてを使えるとは限りません。停電前の残量や機器内部の電力消費も考え、計算結果より余裕のある容量を選ぶとよいでしょう。
停電時の定格出力で選ぶ
定格出力は、蓄電池から一度に供給できる電力を示す数値で、単位にはkWを使います。同時に使用する家電の消費電力を合計し、その数値を上回る出力が必要です。
例えば、消費電力1.2kWの電気ケトル、1.3kWの電子レンジ、600Wのエアコンを同時に使うと、合計消費電力は3.1kWになり、停電時の定格出力が3.0kWの蓄電システムでは供給上限を超えてしまいます。
冷蔵庫やエアコンなどは、起動時に一時的な電力が加わることもあります。計算した合計値ぎりぎりではなく、余裕のある定格出力の機種を選ぶことが大切です。
給電範囲で選ぶ
停電時の給電範囲は、主に特定負荷型と全負荷型に分かれます。特定負荷型は、冷蔵庫や照明など、あらかじめ選んだ回路だけへ給電する方式です。必要な設備へ電気を集中させやすく、停電中の電力消費も管理しやすくなります。
全負荷型は、分電盤を通じて住宅内の幅広い回路へ給電する方式です。複数の部屋で電気を使いやすくなりますが、電力使用の管理はしにくくなります。また、すべての家電を同時に動かすには、高い定格出力の機種が求められることになるでしょう。
さらに、IHクッキングヒーター、エアコン、エコキュートなどを使用したい家庭は、給電範囲だけでなく、200V機器への出力に対応しているかも確認してください。
太陽光発電との連携方式で選ぶ
既に太陽光発電を設置している家庭では、現在のパワーコンディショナと蓄電池をどのように接続するかを確認します。単機能型は、太陽光発電とは別に蓄電池用のパワーコンディショナを設置する方式です。既存の太陽光発電設備をそのまま残しつつ、蓄電池を追加できます。
ハイブリッド型は、太陽光発電と蓄電池を一台のパワーコンディショナで制御します。その場合は既存の太陽光発電用のパワーコンディショナは不要になります。もし、太陽光発電用のパワーコンディショナが交換時期を迎えているのであれば、設備をまとめて更新するというやり方も経済的かつ合理的です。
将来的に、電気自動車にためた電気も家庭で使いたいなら、太陽光発電、蓄電池、EVを連携できるトライブリッド型も候補になるでしょう。
設置条件で選ぶ
家庭用蓄電池は、本体だけでなく、パワーコンディショナや専用分電盤などを設置するスペースが必要です。本体の寸法と重量、基礎工事の可否、壁や隣接設備との間隔、搬入経路を確認します。
ハザードマップで浸水が想定される場所や、雨水がたまりやすい低い位置は避けなければなりません。海に近い地域では耐塩害性能、寒冷地では使用できる温度範囲も判断材料です。
保証内容で選ぶ
保証は期間の長さだけでなく、対象となる機器や不具合の範囲まで確認します。蓄電池本体、パワーコンディショナ、リモコンなどで保証条件が異なることもあります。
一定期間後にどの程度の蓄電容量を維持するかを定めた容量保証や、故障時の部品代、出張費、交換費用の扱いも重要です。メーカー保証に加えて、配線や基礎などの施工保証、導入後の点検、災害時の対応窓口まで確認しておきましょう。
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蓄電池の設置費用と補助金
ここからは、蓄電池の設置費用と導入補助金について解説していきます。補助金を利用するときは、値引き後の金額や毎月の返済額だけで判断せず、最終的な自己負担額を確認することが重要です。
本体費用と工事費の目安
| 容量 | 設備費 | 工事費 |
| 5kWh程度 | 約75万〜100万円 | 数万円~数十万円 |
| 10kWh程度 | 約150万〜200万円 | |
| 15kWh程度 | 約225万〜300万円 |
経済産業省の2024年資料では、補助事業を利用せずに家庭用蓄電システムを導入するときの価格水準として、設備費は1kWhあたり15万~20万円、工事費は1kWhあたり約2万円が示されています。
上記表は、この基準を使って各容量タイプ別に合計コストをまとめたものです。ただし、蓄電池の工事費は容量で換算した比較指標であり、実際の工事費が容量に比例して増えることを意味するものではありません。設置場所や配線距離などに応じて数万円から10万円以上を想定するとよいでしょう。
補助金は利用できる?
| 実施主体 | 制度名 | 蓄電池の補助額 | 受付状況・主な条件 |
| 東京都 | 家庭における蓄電池導入促進事業 | 10万円/kWh | 受付中 |
| 埼玉県 | 家庭における省エネ 再エネ活用設備導入補助金 | 1件10万円 | 2027年1月29日まで |
| 千葉県 | 住宅用太陽光発電設備等に係る リース等導入促進事業補助金 | 12万円 | 受付中 |
| 神奈川県 | 住宅用太陽光発電 蓄電池導入費補助金 | 1台15万円 | 第1期は終了 第2期は2026年9月予定 |
家庭用蓄電池には、国や自治体の補助制度を利用できることがあります。ただし、対象機器、補助額、申請期間、契約できる時期は制度ごとに異なります。
なお、国の「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」は、1申請あたりの補助上限額が60万円に設定され、申請期間は2026年12月10日までの予定でした。しかし、申請額が予算へ達したため、2026年5月29日に受付を終了しています。上記表でまとめた補助金事業も予算上限に達すれば期限を待たずに終了する場合があります。
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蓄電池を災害時に使うための準備
蓄電池を設置しても、停電時の操作方法や普段の電力使用状況を把握していなければ、十分に活用できません。非常時に迷わないよう、平常時から蓄電池の操作について準備をしておきましょう。
停電時の操作方法を確認する
停電を検知すると自動で給電に切り替わる機種もあれば、リモコンや分電盤で操作が必要な機種もあります。自宅の蓄電池がどちらに該当するのかを確認し、自立運転への切り替え方と、停電復旧後に通常運転へ戻す方法を把握します。
特定負荷型では、停電時に電気を使える部屋や使用コンセントも確認が必要です。取扱説明書を分電盤の近くなど、停電中でも取り出せる場所に保管し、施工業者の連絡先も一緒に記録しておきます。
優先して使う家電を決める
停電が発生してから家電を選ぶと、必要性の低い機器に電気を使い、早い段階で蓄電池残量を減らす可能性があります。スマートフォン、照明、冷蔵庫など常に給電する家電と、冷暖房や調理家電など時間を決めて使う機器に分けます。
家族で優先順位を共有し、消費電力と1日の使用時間を一覧にしておくと、残量に応じて使用を調整できます。複数の家電を同時に使わないためのルールも決めておきましょう。
非常時用の残量を確保する
蓄電池を平常時の電気代対策に使っていると、停電が発生した時点で残量が足りなくなる場合があります。機種に非常時用の残量を確保する設定があるなら、災害への備えを重視した使用割合に調整します。
台風や大雨などが予想されるときは、事前に充電状況を確認します。気象警報などに連動して自動的に充電量を増やす機能もありますが、対応の有無や設定方法は機種によって異なります。
定期的に動作を確認する
長期間操作していないと、停電時に必要な画面やスイッチの位置を忘れてしまいます。取扱説明書に従い、残量表示、エラー表示、自立運転の設定、非常用コンセントの位置を定期的に確認します。
家族構成や使用する家電が変わったときは、優先順位と必要電力量も見直します。不具合が疑われるときや操作方法が分からないときは、自己判断で分電盤や配線を触らず、メーカーや施工業者へ相談してください。
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蓄電池の設置前に見積もりを確認しよう
蓄電池の導入費用は、製品価格だけでは決まりません。住宅の配線、分電盤、太陽光発電設備、設置場所によって必要な工事が変わります。本格的な見積もりを依頼する前に、まずは手軽なシミュレーションで概算費用を把握しておくことが大切です。
サクミツで概算費用を確認する
手軽に蓄電池の費用感を知りたいときは、サクミツの「簡単見積もりシミュレーション」がおすすめです。住宅や希望する設備などの条件を入力するだけで、導入にかかる概算費用がすぐに算出されます。
補助金には申請期限や予算上限があるため、制度の利用を考えているなら、受付状況と概算費用を早めに確認することが大切です。
現地調査で設置条件を確認する
シミュレーションで分かる金額は、入力した条件に基づく概算です。正式な費用を出すには、現地調査で蓄電池の設置場所、搬入経路、基礎、配線、分電盤の位置などを確認する必要があります。
すでに太陽光発電を設置している住宅では、パワーコンディショナの機種や使用年数、蓄電池との接続可否も調査します。停電時に使いたい家電や給電範囲を伝え、必要な容量、出力、負荷方式を提案してもらいましょう。
見積書で工事内容と総額を確認する
見積書を受け取ったら、蓄電池本体だけでなく、パワーコンディショナ、分電盤、配線、基礎工事、既存設備の撤去などが総額料金に含まれているかを確認します。追加工事が発生する条件も、契約前に聞いておくことが大切です。
補助金を利用するときは、補助前の総額、補助予定額、最終的な自己負担額を分けて確認します。製品と工事の保証内容、故障時の連絡先、導入後の点検まで把握できれば、費用と災害対策の両面から評価・判断しやすくなります。
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まとめ
家庭用蓄電池があれば、災害による停電中も、照明や調理器具、冷蔵庫などに電気を供給できます。太陽光発電と組み合わせれば、日中に発電した電気をため、夜間の在宅避難にも活用できます。
ただし、使える家電や時間は、蓄電池の蓄電容量、定格出力、給電範囲によって異なります。停電時に維持したい生活を具体的にイメージし、必要な性能を備えた製品を選ぶことが大切です。
設置費用も、機種や住宅の配線、分電盤、設置場所によって変わります。カタログ価格だけで判断せず、現地調査を受けて工事内容と総額を確認しましょう。
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